こんにちは。呼吸器内科専門医×訪問診療医をやっている女医ぬです。
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訪問診療をやっていて、
患者さんのお宅にはどんな服装で訪問するのが良いのか悩みました。
調べたり、実際やっている先生に聞いたりして今にいたります。
訪問診療を今後やってみたい、やろうと思っているあなたがこれを読めば、
服装を迷わず訪問できるようになります。
訪問診療医の訪問する際の服装
結論から言うと、決まりはなく比較的自由ということです。
これら大切なことを加味して決めることです。
実際は、どのぐらいの割合でどのような服装なの?
白衣は着るべきなの?
アンケートが1つあります。
「患者さんの自宅を訪問する際の服装は?」
これは訪問薬剤師さんの回答です。比較的医師もこの割合に近い印象です。
日経メディカル 記者の眼から引用
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/eye/201306/531311.html
そのクリニックによって指定があるところもあれば、
医師個人に委ねられているところもあります。
コロナ時代は私服は減っている印象です。
それぞれの特徴、なぜ◯◯派なのか紐解いて行きましょう。
白衣派
医師だとわかりやすいことは意外と大切です。
認知症があるご高齢者などは、
診察に来たことを忘れる、医師として認識してくれないことがあります。
白衣以外だと、女医の場合特に、看護師に間違われることが多々あります。
脱ぎ着がしやすいので汚染する可能性がある時には大切です。
施設など居宅以外では「医者が来ている」という認識されやすいことは安心感に繋がることもあります。
私服派
カジュアルすぎないことが大前提です。
(Tシャツ、ジーパン、サンダルなどはもちろん避けてください。)
襟付きシャツが大多数、男性はその上に軽く動きやすいジャケット、
女性はカーディガンが多い印象です。
女医さんにおすすめは、アイロンをかけなくて済むテロっとした襟付きのトップス!
寒い時はダウンやフリースを着ている先生をよく目にします。
患者さんと同じ目線で話しやすいというのが最大のメリットです。
人それぞれ価値観が違うので、患者さんに合わせることも大切なこと。
その他(スクラブ・ケーシー・ポロシャツ)
スクラブ派
スクラブとは半袖で首元がVネックとなっている医療用白衣のこと。
最近は病院内でも訪問診療でも多くなってきています。
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動きやすく、涼しいのはいいですね。看護師さんも着ています。
ケーシー派
丈が短い半袖で首部分がタートルネックのようになっているもの。
整体師や作業療法士、薬剤師など他職種が使用していることが多いイメージです。
(個人的には首が詰まっているのが苦手です。)
ポロシャツなどクリニック独自のユニフォーム
失礼のない私服と言っても、人それぞれ受け取り方が違います。
ポロシャツは襟があって、動きやすいのがいいですね。
クリニックで指定のユニフォームとしてポロシャツを採用するところがあるようです。
コロナ時代
嫌な時代になりました。コロナ時代。
発熱患者、濃厚接触者を診る時は、訪問先でもfull装備をします。
キャップ、ガウン、手袋、フェイスシールド、N95マスク(写真は普通のマスクですね)を装着して突入です。
かなり時間がかかりますが、仕方がないことです。
早く世の中が落ち着いて行きますように!!!!
訪問診療医の訪問する際のくつ
シャツ・ネクタイ・白衣・革靴・黒いカバン。
昔ながらの訪問診療医のイメージです。
革靴の人もいますが、脱ぎ履きが多く、私は反対派です。
清潔感があって、シンプルで、脱ぎ履きしやすいものであればなんでも良いと思っています。
まとめ
この記事では訪問診療・在宅診療で訪問時の医師の服装についてお伝えしました。
患者さんに合わせて、行く場所に合わせて臨機応変に対応することが大切です。
これからも少しでもお役に立てる情報を発信していきたいと思います。
またお立ち寄りくださいね❤️
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