こんにちは。女医ぬです。
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転職を決意したあなた!絶賛迷い中のあなた!
よく決意されて、調べることまでたどり着きましたね!すごいです!
私は、約10年ほどその過程にも至りませんでした。
大学病院や大きい病院を辞める不安、次のより良い職場に出会えるかの不安。
これらを少しでも解消するお手伝いが出来れば嬉しいです。
医局を辞めるか悩んでいる方がいたら、辞めた方がいい人のチェックリスト記事も投稿しているので、よかったらお立ち寄りください。
今回は、実体験を踏まえて、転職を決めた後にまずすべきである、転職先を探す方法を紹介していきます。これを読めば探し方がわかります。
転職先探しの4つのルート
それぞれの特徴やメリット、デメリットがあるため、うまく組み合わせて探していきましょう。
私は、常勤は転職サイトで決め、
定期非常勤は医局の紹介、元々勤務したところがあるバイト先と交渉と、1.2.4を利用しました。
転職サイトは5社登録しました。
医師転職サイトの利用
医師転職サイトとは
常勤・非常勤・スポットバイトなどに分かれて医師の求人案件を扱っている、転職したい医師を支援してくれるサイトです。
転職したい条件などを元に、一緒になって相談に乗りながら、勤務開始までサポートしてくれます。
医師転職サイトがあるから、今は医師の仕事の選択が広がって、転職も比較的しやすい環境になってきています。
転職のプロを味方に!
転職の際には専任のエージェントがサポートしてくれます。
どのような条件の就職先を希望しているかを伝え、希望に合う求人を複数提示してくれます。
また、内部事情や離職率などの情報収集をしてくれたり、
一緒に面接に出向いてくれたり、自分から中々話しにくい年収や待遇などの雇用条件の交渉なども手伝ってくれます。
私は初めての転職だったので、とても心強かったです。特に年収交渉などは切り出しにくいので助かりました。
まだ転職するか未定の方でも登録して、情報収集することも可能です。
医師転職サイトは複数登録しよう
求人の数は増える
単純に求人案件が増えます。また、それぞれのサイトが非公開求人を多数持っているためいい条件の案件に出会う可能性が上がります。
ひゃー。世の中にはこんなにたくさん求人があるのかー!
色んな可能性や働き方があるんだなー!
エージェントとの相性が大切
基本的に1つの転職サイトで1人のエージェントが担当になります。どういう方が担当になるかは担当になってみるまでわかりません。話を進めていて、相性が合わないということはあります。
また、エージェントもいくつかのライバルサイトがあることは知っているため、いい条件をなるべく早く集めてくれようとしてくれます。
候補となる医療機関の評価を複数から入手できる
違う意見を聞くことで見えてこなかったものが見えてくる可能性があります。
医師転職サイトが無料である理由
転職サイトは登録も利用も無料です。
少なくとも当サイトで紹介するものは全て。
こんなに手伝ってもらうのに無料でいいんですか?と疑問に思われる方もおられると思います。
理由は1つです。
転職サイトに求人を掲載している医療機関から収入を得ているからです。
一般的には、医師が入職した場合のみ、一定の紹介料を支払われる成功報酬型です。(入職した医師の年俸の2割相当など)
ですので、もちろん入職してくれるように、かつ、年俸を上げようと一緒に交渉してくれるのです。
しかも、入職した医師が短期間で離職してしまった場合は紹介料を返還するということも多いようです。これにより、長期間働ける良い環境を紹介しようと探してくれます。
この仕組みにより転職したい医師と医師転職サイトの利害は一致し、Win-Winの関係であり、医師にとっては非常にありがたい存在なのです。
医師は一般企業の方と違い、あまり就職活動に慣れていないため、
自分1人で全てをやるのはリスクです!
多数ある転職サイト
登録する数は3-5つは登録をオススメします。
私は5つ登録して、3人のエージェントと話をして色々探して、最終的に1人と進めていきました。
無料ですし、登録数に制限はありませんのでいくつか登録するのが良いと思います。
医局や知人の紹介
医局の上司や友人など知人から、勤務先を紹介してもらう方法です。
情報収集や入職手続きなどは自力で進めなければなりませんが、知人が話を通してくれているなど、スムーズに進められる傾向があります。
知人紹介のメリット
知人から紹介先の情報を得られる
紹介先の魅力や課題、仕事内容だけでなく、雰囲気など現場の「生」の声を聞くことができ、入職後のイメージがしやすい。
信頼されやすい
知人から紹介先の院長や事務長などに、自身の人柄やスキルを伝えてもらえるため、スムーズに信頼を得やすい。
知人紹介のデメリット
情報比較ができない
1つの医療機関、1人の知人からの情報だけだと比較ができない。
断りにくい・辞めにくい
知人の紹介のため、具体的な話が進むにつれて、断りにくくなってしまう。
さらに入職後、退職しにくいケースがある。
お金や勤務条件の交渉がしにくい
知人が仲介者となる手前、お金の話や勤務条件があいまいなまま入職するケースがよく見られる。
入職後の勤務条件変更はなかなか難しい。
書面での条件提示を提案してみた方が良い。
雑誌やインターネットの募集広告から直接応募
医療機関の中には自院のWebサイトなどで求人情報を掲載しているところもあり、直接応募するという方法です。
全ては自分次第のため、交渉などに自身がある方には良いかもしれません。
直接応募のメリット
全て自分の自由意思
他のルートで応募できない施設がある
給与の上乗せをしてくれる可能性あり
雇用側の医療機関が転職サイトに成約時の手数料を支払わずに済むため、その分を自分の給与に上乗せしてくれるように交渉することが出来る可能性がある。
直接応募のデメリット
手間がかかる
全て自分で行うため情報収集や、やり取り等の手間がかかる。
条件交渉がしづらい
自分での直接交渉となるため、収入や労働条件の交渉がしづらい。
相手は自分を知らない
相手にとっては全く知らない医師であるため、採用が慎重になることがある。
トラブルは自分で対処する
個人交渉のため、契約関係のトラブルが発生した場合は全て自分で対応する必要がある。
今まで行ったことがある外勤先、アルバイト先へ直接交渉
自分が今までに働いたことがある病院へ、直接打診する方法です。
元々の働きぶりを知っている分、信頼関係が出来ており、採用に空きがあれば採用されやすいです。
給料も今までより下がることは少なく、いい条件のままそのまま採用になることがあるため、いい職場があれば交渉の余地ありです。
しかし、医局からの派遣などの場合は、医局から反対されることや、病院から医局との関係を切りたくないと断られることがありますので慎重になる必要があります。
まとめ
転職を決めた方に次にやるべきこととして、転職先探しについて4つのルートとご紹介しました。
どの方法もメリット・デメリットがあります。
上手に組み合わせて、それぞれのメリットを最大限に活用するのが良いです。
まず、転職サイトは登録しましょう。
まだ具体的に決めていなくても、たまに見ておくだけでも必ずあなたの役に立ちます。
これからも、あなたの転職が上手くいくような情報をお届け出来たら嬉しいです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
またお立ち寄りくださいね❤️